【MLB】ブルージェイズ完封勝利 ゲレーロJr.は2年ぶりの30本塁打に到達 3年ぶりの100打点も目前
【ブルージェイズ4-0レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間9月20日、ブルージェイズは敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ3連戦の最終戦を迎え、レンジャーズ打線をわずか2安打に封じて4対0で完封勝利。3連戦のスイープ負けを回避した。ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンは腰の張りを訴えて降板したが、5イニングをノーヒットに抑える好投で13勝目(11敗)をマーク。レンジャーズ先発のクマー・ロッカーは4つの四球を与えるなど、安定感を欠き、3回2安打2失点でメジャー初黒星(0勝)を喫した。 【動画】ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が30号ソロを放つ 初回の先制機を生かせなかったブルージェイズだが、2回表一死満塁からネイサン・ルークスの犠飛で先制。3回表には二死1・3塁のチャンスを作り、三塁エゼキエル・デュランのタイムリーエラーで追加点を奪った。投手陣が無安打リレーを続けるなか、7回表にはブラディミール・ゲレーロJr.の29号ソロで1点を追加。7回裏先頭のジョシュ・スミスにヒットを許し、継投ノーヒッター達成とはならなかったが、9回表二死からゲレーロJr.がダメ押しの30号ソロを放ち、4対0で勝利した。 ゲレーロJr.は2本塁打を含む4打数3安打2打点3得点の大活躍。打線を牽引し、チームの勝利に大きく貢献した。昨季は26本塁打に終わったが、今日の2本を加えて2年ぶり3度目のシーズン30本塁打を達成。3年ぶりのシーズン100打点にもあと「1」としている。今季は前半戦こそ打率.289、14本塁打、OPS.817と低調だったものの、後半戦は打率.383、16本塁打、OPS1.190の大暴れ。シーズントータルでも打率.322、30本塁打、99打点、OPS.950と、大谷翔平(当時エンゼルス)とMVPを争った2021年以来の好成績を残している。