伊藤英明&新木優子が“完璧な夫婦”を熱演 石川慶監督が描くサイコパスサスペンス・ロマンス Amazon Original映画『不都合な記憶』
伊藤英明と新木優子が西暦2200年に暮らす“完璧な夫婦”を熱演する、Amazon Original映画『不都合な記憶』の特報映像とティザービジュアルが公開された。 本作は、主演に伊藤英明、共演に新木優子を迎え、『ある男』の石川慶氏が監督と脚本を務めるサイコパスサスペンス・ロマンス。 舞台は西暦2200年。科学技術が発展し人類の宇宙移住が進んだ近未来。宇宙に浮かぶ高級レジデンスに暮らすナオキとマユミは、一見誰もが憧れる完璧な夫婦。マユミは趣味の陶芸、ナオキは自身の研究に没頭し、洗練されたダイニングで優雅な音楽と料理や食事を楽しむ、平穏で理想的な夫婦の日常。しかし実はナオキは、マユミが自分を一番に愛してくれていた頃の幸せな日々を取り戻すため、妻をアンドロイドにしていた。 主人公ナオキを演じるのは、『海猿』シリーズでの人命救助に奮闘する海上保安官役から、映画『悪の教典』での残忍でサイコパスな殺人鬼役まで幅広い役柄を演じてきた伊藤英明。自分の“理想”を追求するあまり歪んだ愛で妻を支配しようとする天才科学者・ナオキを演じる。ナオキの妻・陶芸家のマユミ役を演じるのは、公開中の映画『キングダム 大将軍の帰還』をはじめ話題作への出演が続く新木優子。 日本アカデミー賞最多8冠を獲得した『ある男』をはじめ『蜜蜂と遠雷』『愚行録』などで国内外から注目を集める石川慶が監督・脚本を務め、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』『Arc アーク』でもタッグを組んだポーランド出身の撮影監督ピオトル・ニエミイスキと4作目となるタッグを組む。
伊藤英明・新木優子・石川慶監督ら コメント(全文)
▼伊藤英明 台本を読んだ時からこれまでの未来を舞台にした作品とは作風が違うと感じていました。『宇宙の設定はどうやって描かれるんだろう?AI やテクノロジーをどのように表現するのだろう?』と、経験したことのない設定に想像を掻き立てられていました。石川さんが監督で、またタイで 2 カ月間日本とは違う国で全編撮影するというのはキャリアの中で初めてことだったので、役に対する集中だけでなく文化の違いにどうしても反応してしまう自分自身との闘いもあり、覚悟と責任感が必要でした。また、『映画は監督によって作られるものなんだ』と、強く意識した作品でもありました。石川監督の頭の中にある世界をどう表現すべきか悩み、楽しみ、結果として更に役者という仕事が好きになりました。もどかしくて、つらくて、楽しくて、幸せで、感情を揺さぶられる要素が散りばめられた最高の作品です。 ▼新木優子 このプロジェクトは、規模が大きいだけでなく、石川監督の見ているもの、作ろうとしているものがすごく大きく感じたので、緊張感もあったんですけど、お声をかけていただき、ご一緒できて本当に嬉しかったです。ここまで宇宙空間とリアルな空間が一体化して、境目が違和感なく描かれた作品はなかなかないと思います。この作品は日本だけじゃなく世界の方々にも楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。」 ▼石川慶(監督・共同脚本) SF作品はある程度、古典的な未来像が固まっている一大ジャンルだと思いますが、せっかく新しい未来を描くのに先人たちを模倣するのは意味がないと思いました。人間関係が断ち切られた宇宙空間だからこそ突き詰めたシンプルな夫婦の話を描くことができ、エンタメ要素もありつつ、タイのエキゾチックな要素もあり、日本人としても感情移入できる物語になっているので、SF というジャンルにとらわれずに先入観なくお楽しみいただければと思います。 ▼ジェームズ・ファレル(Amazon MGM スタジオ インターナショナル・オリジナル責任者) 人類の宇宙への移住がそう遠くはない近未来が、石川慶監督の手によりドラマチックに描かれます。伊藤英明さん、新木優子さんという日本のトップレベルの俳優の方に主演を務めて頂き、ポーランド人の撮影監督ピオトル・ニエミキスキによる撮影がタイで行われ、VFXはハリウッド映画も手掛けるカナダと、最高峰のスタッフが集結しました。サスペンスフルなストーリーと、リアリティ抜群の新しい SF 映像体験をお客様へお届けできることを嬉しく思います。 Amazon Original映画『不都合な記憶』は、9月27日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信開始。
otocoto編集部