勇壮に獅子舞奉納、神馬おはらいも 八代妙見祭「注連卸」
国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の八代妙見祭の幕開けを告げる「注連卸[しめおろし]」が1日、八代市の八代神社(妙見宮)であった。神馬[しんめ]のおはらいに続き獅子舞が奉納され、祭りの始まりを盛り上げた。 熊本の文化・芸能
事始めの神事の後、学校創立80周年を記念して今年、神馬を奉納する八代工高OB花馬奉納会が馬と一緒に境内を3周。中嶋町獅子舞保存会が本殿に納めていた獅子頭と衣装を取り出し、拝殿で獅子舞を披露した。 八代工高OB花馬奉納会の宮瀬賀久代表(61)は「祭りを盛り上げ、無事に終えられるよう頑張りたい」と話した。 23日の神幸行列(お上り)まで、馬揃[ぞろ]い(11日)、浅井神社大祭(15日)、御夜[ごや](22日)などの行事が続く。(河内正一郎)