最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング11位。今季大復活! 再び1億超え狙う超才能
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月22日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
11位:荒木遼太郎 生年月日:2002年1月29日 市場価値:60万ユーロ(約8400万円) 昨季リーグ戦成績:13試合0ゴール0アシスト 今季FC東京に加入した荒木遼太郎は、新天地で再ブレイクの予感を漂わせている。 東福岡高校から鹿島アントラーズに加入した荒木は、クラブでは内田篤人以来となる高卒1年目で開幕戦スタメン出場を果たすなど、加入当初から非凡な才能を見せていた。2年目の2021年シーズンではリーグ戦36試合に出場し10ゴール7アシストと大爆発。ベストヤングプレーヤー賞にも輝いた。 しかし、翌シーズンに椎間板ヘルニアを発症するとクラブ内での序列が低下し、昨季は13試合の出場にとどまった。それでも出場機会を求め移籍したFC東京では6試合5ゴールと得点を量産しており、3シーズンぶりの2ケタ得点を射程圏にとらえている。 荒木のチャンスメイカーとしての能力はU-23の中でも屈指だ。相手の最終ラインの前で動き回ってパスを受け、多彩な選択肢で決定機を演出する。自分で攻撃を完結させることもでき、ボックス内での冷静なタッチは相手ディフェンス陣の脅威となり続けている。 2年目終了時に95万ユーロ(約1億3300万円)を記録した市場価値は60万ユーロ(約8400万円)まで低下してしまったが、今季ここまでの好調をこのU-23アジアカップ、そしてリーグ戦を通して継続することができれば、自然とV字回復していくだろう。
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