“鍛錬の秋”「量はもちろん質も追求」広島カープ 秋季キャンプスタート(宮崎・日南市)
午後も打撃中心の練習を行った野手陣。新井監督が掲げる “練習の質と量” をどちらも追い求める “鍛錬の秋” が始まりました。 広島カープ 新井貴浩 監督 「各自レポートを提出してもらっていますので、数はこなんですけども、漠然とこなすのではなしに、自分の持っている課題をしっかりと取り組んでもらいたいなと思います。秋のキャンプが終わると、今度は自分一人でやる練習になってくると思うので、そこに入るまでになにか自分で一つでも “いい感覚” というのをピッチャーにしても野手にしても、つかんで入ってもらいたいなと思います」 ◇ ◇ ◇ 青山高治 キャスター ついに秋季キャンプが始まりました。 RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん 若い選手にとっては、もう来年が始まっているといっても過言ではないですし、髙投手がカーブとフォークにあそこで取り組むと言っていましたけども、失敗が効くのも秋季キャンプだと思うので、いろんなことにトライしてほしいと思います。 青山高治 キャスター 一方で新井監督からは実戦も練習もとにかく増量、量を増やすという話がありました。 天谷宗一郎 さん そうですね。今シーズンの9月からの失速を考えてのことだと思いますし、振り返ると若い選手の底上げというところが今シーズンはできていなかったんじゃないかなというのを感じますよね。 田村友里 キャスター かなり厳しくやっているように感じましたが… 天谷宗一郎 さん 朝7時というのもけっこう早い時間ですし、レポートを提出させることによって、もちろんコーチ・首脳陣と選手たちの橋渡しにもなるし、自分で弱点であったり長所をしっかり理解しながらキャンプに取り組めるというのは、すごくいい取り組みじゃないかと思います。 青山高治 キャスター では、現在の日南の映像を見てみましょう。生中継です。時間としてはちょうど今、選手が道具を片付けるぐらいの時間ですか。 天谷宗一郎 さん そうですね。全体練習が終わって、ここから個別練習だったら、けっこう長いキャンプに…