滑らかで力強い高性能クルーザー

　スズキが米国市場で、「Boulevard（ブルバード）M109R」の2025年モデルの販売を開始しました。 【画像】スズキが北米市場で発売した「ブルバードM109R」の2025年モデルを画像で見る(3枚)

スズキが米国市場で発売した「ブルバードM109R」の2025年モデル

　ブルバードM109Rには、 112mmの巨大な鍛造アルミ合金ピストンを採用する排気量1783ccの大排気量Vツインエンジンを搭載するブルバードM109Rは、乗るたびにアドレナリンが湧き出るクルーザーモデルです。 　筋肉質な外観を採用するブルバードM109Rでは、スラッシュカットマフラー、ドラッグスタイルのバー、ソロシートカウル、スズキ独自の特徴的な形状のヘッドライトナセルを採用することで個性を演出。 　深みのあるグラススパークルブラックのペイントは、フォークにマウントされたヘッドライトナセルのエッジや堂々としたデュアルマフラーエキゾーストに施されたディープクロームによって強調され、周囲から注目を集めるほどの存在感を放ちます。 　また、ブルバードM109Rでは頑丈な倒立フォーク、隠れたシングルショックリアサスペンション、理想的に設計されたサドルにより、応答性の高いハンドリングと非常に快適な乗り心地が実現されています。 　さらに車体色のGlass Sparkle Blackと対照的なクローム処理は、クラシックなテーマを現代風にアレンジしたもので、高品質な塗装とクローム処理により、本格的なマッスル・クルーザーでありながら、スズキのパフォーマンスの伝統に忠実であることを示しています。

扱いやすいエンジン特性と迫力あるサウンド

スズキが米国市場で発売した「ブルバードM109R」の2025年モデル

　搭載されるVツインエンジンは、強力で扱いやすいパワーと応答性の高いトルクを生み出すように設計されています。 　各大型シリンダーには、最適な熱伝達、ピストンとシリンダーのクリアランスの縮小、重量の軽減を実現するために、レースで実証されたスズキの複合電気化学材料 (SCEM) が使用されました。 　さらに、クラス最高の電子燃料噴射システムは56mmスロットルボディを備えたスズキデュアルスロットルバルブシステム (SDTV) を特徴としており、スムーズな低中速スロットル応答のために最適な空気の速度を維持。 　シリンダーごとにデュアルスパークプラグを備えた点火システムは、強力な32ビットECMによって制御され、燃焼効率が向上したことで、排気ガスが削減されています。 　2-1-2クローム仕上げのステンレス製エキゾーストシステムは、スズキのデジタル制御SET(Suzuki Exhaust Tuning) システムが採用され、最適なエンジン性能と迫力あるVツインサウンドを実現。価格は1万5799ドルとなっています。