“むしろタトゥーがあるから私”28歳セクシー女優の意外な経歴「一度は普通の生活に戻ろうと思った」
元女王様のセクシー女優として、ハードな作品に数多く出演している叶芽遥希さん(28歳・@haruki_kaname06)。なによりも左腕、背中、お腹、右足と、全身に入った数々のタトゥーが印象的な女の子です。 そんな彼女の経歴を聞いてみたら、そのイメージからは想像もできないような意外な過去が次から次へと。まずは前編として、叶芽さんの意外な過去とタトゥーへの思いを語ってもらいました。 ⇒【写真】気に入っているというお腹のタトゥー
不登校だった中学時代にタトゥーとの出会い
――叶芽さんと言えばタトゥーのイメージ。実際に目にすると、色鮮やかですごくキレイですね。 叶芽遥希(以下、叶芽):ありがとうございます。もう入れてから10年前近いものもあるんですけど。 ――まずタトゥーを入れようと思ったのはいつ頃ですか? 叶芽:実は私、中学校時代に不登校で。学校じゃなくて本屋さんに行くのが好きで、お店の中をぐるぐる回っていたら、タトゥー雑誌が目に入ったんです。ビジュアル系バンドの方が表紙で、もともとビジュアル系が好きだったのでページを捲ってみて「こんな世界があるんだ」と驚きました。もうその時点で「私も入れてみたいな」と考えていましたね。
初めてのタトゥーは左手首の4つの星
――怖いとは思わなかった? 叶芽:まったく思わなかったです。キレイだな、アートだな、と感じました。実際にタトゥーを入れたのは、高校を出てからすぐですね。左手首に4つの星があるんですけど、これが最初に入れたタトゥーです。 ――やっぱり最初は、ちょっと小さめなものを入れたんですね。 叶芽:そうですね。最初はこれを入れたらもう止めようと思っていたんですけど、実際に入れたらどんどん「もっと入れたい」って気持ちになっちゃって。今ではガッツリ、です。
「毒親」と生活。高校を出て一人暮らし
――ご家族にはタトゥーを入れることは相談しましたか? 叶芽:実は私、その頃にはもうフリーターしながら一人暮らしをしていたんです。だから家族に相談はしていませんね。一人暮らしを始めてからいろいろあって、一度実家に戻ったんですけど、そのときには母は私がタトゥーを入れている、と知っていました。でもとくにタトゥーに関して、なにか言われたことはありませんね。 ――高校を出てすぐに一人暮らしですか。 叶芽:たぶん私、人と一緒に住むのが苦手なんですよ。他人はもちろん、家族でもちょっとダメ。そもそも家族が、あまり仲が良くなかったので。 ――今で言う「毒親」みたいな感じですか? 叶芽:虐待を受けていたわけではないですけど。夕飯時に突然両親がケンカを始めて、食器が飛び交う、みたいなことはよくありました。私は机の下に隠れたり、部屋に逃げたり、近くの親戚の家に避難したり……。結局両親は離婚して、今は母親と時々会うくらいです。母も今では性格が丸くなっていて、仲は良くなりましたね。といっても、3年くらい連絡は取ってないですけど(笑)。