『この世界は1ダフル』小宮泰也氏、“テレビが一番すごい”を胸に挑む32歳 手間を惜しまず「琴線に触れる」番組に
MCをやったら「一番ワンダフルな人」渡辺翔太を抜てき
――MCは東野幸治さんとSnow Manの渡辺翔太さんのタッグです。 この番組はどのVTRも着地点が「ワンダフル」なので、感動で終わることが多くなると思うのですが、東野さんはそのままで終わらず、「こういう意見もあるよね」と的確に提示してくれることで、バランサーという位置づけで合うんじゃないかと思ってお願いしました。 渡辺翔太に関しては、MCを決める時、堀川さんに「小宮くんにとって一番ワンダフルな人でいいんじゃない?」と言われたんです。MCをやる人なんてみんなワンダフルだと思うのですが、「渡辺がゴールデンでMCをやったらワンダフルですね」と言ってみたら、「良いんじゃない?」と返ってきて、「ウソでしょ!?」って(笑) 実は、中学校の同級生で、本当に幼なじみみたいな感じで。彼の人生を知ってるからこそ、この番組のMCにピッタリだなと思いました。実はここでも「1ダフル」なエピソードがあるんですけど、それは番組が波に乗ってきたらいつかどこかで話そう……と渡辺とも話してます(笑) ――その時を楽しみにしています(笑)。レギュラー回の収録をやってみて、東野さんと渡辺さんのコンビネーションはいかがですか? 特番の時と同じように、渡辺の慣れない進行を東野さんがうまくカバーしてくれて(笑)。でも、その2人のやりとりが親子みたいで本当に新鮮でした。ゲストの皆さんも含め、とてもいい空気のまま収録を終えたので、今後もどうなっていくか楽しみです。「名コンビ」と言ってもらえるよう、僕も全力で番組作りができればと思ってます。 ――それにしても、局員ではなく、32歳の若さでゴールデンのレギュラー番組の演出を担当されるというのは、なかなか珍しいケースですよね。 本当に、フジテレビさんには感謝しかないです。この番組がレギュラーになるというので、各テレビ局のお世話になっている人たちから一斉に連絡が来て、エールをもらいました。みんなライバル局のはずなのに(笑) ――佐久間(宣行)さんの『オドオド×ハラハラ』の後で、かつては長年とんねるずさんがやっていた枠というのは、やはりプレッシャーですか? はい、本当に恐縮すぎて。なるべく考えないようにしています(笑) ■自分で選曲も「ここで感動させたいんだ」