【40代・50代からの断捨離】お金の観念を変えた断捨離®。ただ節約だけしていた私が、学んだことで家を買おうと決心/断捨離トレーナー佐藤ひとみさん
●食器は最適量に!
「夫から『家を買おうか』と相談されたのはその頃でした。それまでそんな話が出たことはなかったのに、おそらく私のマインドが変わったことで夫にも変化が表れたのだと思います。現在は手に入れた築30年のマンションをセミリフォームし、夫と8歳になる娘の3人でゆったりと暮らしています。ちなみに世帯年収はずっと変わっていません。変わったのはお金に対する観念だけです」 写真は、佐藤家の家族3人分の食器。そのほか、この写真には写っていないが、食器棚の左サイドにしまってあるケーキ皿などを含め、佐藤家にある食器はいたって少なめ。食器は空間に対して最適量。
こちらは、断捨離を学び、トレーナー検定試験に合格したとき暮らしていた公営住宅。
「断捨離を学ばなかったら家を買おうとは思わず、今も公営住宅に住んでいたはず。また子育てに関しても心に余裕ができました。あのとき、断捨離に出会ってよかったとしみじみ感じています」
【話してくれたのは】 佐藤ひとみさん 断捨離トレーナー。愛知県生まれ。短大卒業後、名古屋テレビ放送(現在の通称メーテレ)に入社。退職後上京し、船越英一郎率いる劇団に入団。13年間の東京生活を経て地元に戻る。42歳で結婚、45歳で娘を出産。「愛知豊田断捨離会」代表 ※断捨離はやましたひでこさんの登録商標です 写真/本人提供 取材・原文/上田恵子