清水が山口を4発撃破! 2試合ぶり白星で5戦無敗に
[9.14 J2第31節 清水 4-1 山口 アイスタ] J2リーグは14日、第31節を開催した。2位清水エスパルスはホームで6位レノファ山口FCと対戦し、4-1で勝利した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 首位浮上を狙う清水は2試合ぶりの白星を、上位陣に食らい付きたい山口は3試合ぶりの勝利を目指した一戦。試合は立ち上がりからホームチームがボールを握り、攻勢に転じた。 清水は前半2分、右サイドから攻撃を仕掛けると、MF宇野禅斗が通したボールにMFカルリーニョス・ジュニオが滑り込むように合わせる。ゴール左に飛んだシュートはGK関憲太郎に阻まれた。 さらに清水は前半22分、再び右サイドを起点に攻め込むと、DF原輝綺がゴール前に鋭いボールを入れる。走り込んだFW北川航也が右足で合わせようとしたが、シュートはミートすることができなかった。 決定機を作るも先制点が遠い清水。それでも前半27分、左サイドでコーナーキックを得ると、DF山原怜音が蹴り込んだボールは一度は跳ね返されるも、乾が回収して再び山原へ。右足で入れたクロスに北川が合わせてゴールネットを揺らした。 山口は1点ビハインドのまま前半を折り返すと、後半13分に3枚替え。MF佐藤謙介、MF田中稔也、FW山本駿亮を下げてMF田邉光平、DF新保海鈴、FW酒井宣福を投入し、攻撃の活性化を図った。 すると山口は後半20分、敵陣左サイドで相手のパスをカットすると、MF相田勇樹が縦に入れたパスを酒井が収めて田邉に預ける。田邉のスルーパスに抜け出したMF若月大和が強引に決めて試合を振り出しに戻した。 同点を許した清水だが再びリードを手にする。後半27分、自陣ハーフウェーライン付近でパスを受けたMF中村亮太朗が前線へロングボールを入ると、相手DFラインの背後に抜け出したMF矢島慎也がGKの位置を見てループシュート。胸トラップから2タッチ目で決めた。 清水は後半41分に矢島が追加点を挙げると、さらに同44分にFWドウグラス・タンキがゴール前の混戦の中から決めて勝負あり。4-1で勝利し、2試合ぶりの白星で5戦無敗とした。