【花總まり&瀬奈じゅん】「新しいエネルギッシュなパワー!」~『SUNNY』の魅力と青春時代を語る
6月26日に幕を開けるミュージカル『SUNNY』。2011年に韓国で製作され、日本でも大ヒットした映画が世界初の舞台化。出演する元タカラジェンヌの、花總まりさんと瀬奈じゅんさんに独占インタビュー。作品の魅力、さらに作品にちなんで“青春時代のエピソード”などを聞きました。
1980年代、青春時代を過ごした仲良し女子高校生グループ「SUNNY」。月日は流れ、奈美(花總まり)は、主婦として何不自由ない暮らしを送っていた。ある日偶然、グループのリーダー千夏(瀬奈じゅん)と再会し、千夏が病のため余命一か月を宣告されていると知る。そして千夏から、「SUNNYのメンバーにもう一度会いたい」と頼まれ、メンバーたちを探し始める―。
■「生きる目的・活力を取り戻していく姿」を伝えたい
花總さんが演じるのは、反抗期の娘と仕事で出張の多い夫と何不自由ない暮らしを送る主婦・奈美。役について、「物語が進むにつれて、自分でも忘れかけていたものや、もう一度生きる目的や力を思い出していく。主婦の役なので共感してもらいやすいのではないか」と語りました。
一方、仲良しグループのリーダー・千夏を演じる瀬奈さん。「私は花總まり様を使って仲間を集めさせる役ですね(笑)」と冗談を交えながら話し、「花總さんが生きる活力を取り戻していく役とは逆に、みんなに何かを残していく役で、その対比を出していきたい」と意気込みを語りました。 1980年代のJ-POPSが彩る、新たな形のミュージカルで、花總さんと瀬奈さん2人がデュエットするシーンも。楽曲は「あみん」の大ヒット曲「待つわ」。どんなハーモニーを生み出すのか、そして、懐かしいナンバーの数々も見どころのひとつです。 花總さんは今回の作品について「今までに出たことのないような作品。コテコテのミュージカルじゃない、色々なものがコラボレーションしたものなので楽しみ」と話し、役が決まった時に瀬奈さんに「今回楽しもうね!」と話していたことも明かしてくれました。