熱気!600年続く「坂部の冬まつり」 高齢化で担い手減少…地区外から助っ人も 長野・天龍村
天龍村(長野県)で600年ほど前から続く「坂部の冬まつり」。担い手が減る中、今年も助っ人の手も借りて行われました。 湯気を立てる釜の周りで行われる神事。天龍村の坂部集落で600年ほど前から続く国の重要無形民族文化財「坂部の冬まつり」です。 五穀豊穣や無病息災を願う祭りで、毎年1月4日から5日にかけて夜を徹して行われます。 夜明け前に登場したのは大きなまさかりを持った赤鬼。笛や太鼓に合わせて舞いながら、神子の持つ松明を切りつけます。 山あいの神社には多くの見物客も訪れ、熱気に包まれていました。 見物客(東京から): 「ストーリー性も豊かで環境もよくてすてきな祭り」 見物客(伊那市から): 「バラエティーに富んでいて楽しい祭り」 高齢化で担い手が減る中、今年も地区の外から5人の神子が助っ人に入り、無事に行われました。
長野放送
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