中国GP唯一の60分FPトップはストロールで2番手ピアストリ、角田裕毅12番手…ターン7の芝生が燃え、数分の赤旗中断も|F1
2024年のF1第5戦、中国GPのフリー走行が19日行われた。 現地上海は大気がよどんでいる状況ながら晴天、路面はドライでセッション時刻を迎えている。 【動画】コースサイドの芝生が真っ黒…上海ターン7の内側で火が。FP1はこれで一時赤旗に 5年ぶりのF1実施であるうえ、今回は今季初のスプリントフォーマットで、FPはこの初日の一度のみ。この後はスプリント予選に突入することもあり、各チームはデータ収集のためにセッション開始からすぐさま周回をスタートさせた。 開始14分が経過すると、ターン7の芝生が燃えていることから、セッションは赤旗となった。消火作業で数分の中断を経て、セッションは残り40分から再開となる。 各タイヤのコンパウンドを試す展開となり、残り20分時点で1:38.090のチャールズ・ルクレールがトップ。2番手カルロス・サインツ、3番手マックス・フェルスタッペン、4番手セルジオ・ペレスと、フェラーリ1-2、レッドブル3-4のタイム順になった。初上海の角田裕毅はペースアップよりも堅実な周回に注力し、1:40.696で19番手タイムとなっている。 残り15分を切ってから各ドライバーは新品ソフトを装着し、スプリント予選想定のアタックラップに入っていく。フェルスタッペン、オスカー・ピアストリ、ランス・ストロールがトップタイムを更新していき、結局1:36.302のストロールがトップ。 2番手ピアストリ、3番手フェルスタッペン、4番手ペレスとレッドブルが3-4。5番手ニコ・ヒュルケンベルグ、6番手ケビン・マグヌッセンとハース勢が5-6に続いた。 7番手エステバン・オコン、8番手アレクサンダー・アルボン、9番手ダニエル・リカルド、10番手バルテリ・ボッタスというトップ10のタイム順だった。 角田裕毅はトップから1.704秒差の12番手で、60分のFPを終えている。 現地上海は金曜午後、この後雨が降るとの予報もある。スプリント予選ではFPのデータが活かされるのか、それともコンディションが大きく変化してリセットとなるのか、この後も注目となる。
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