2基のみこしが空中で激しく組み合う「けんか祭り」…佐賀県・伊万里トンテントン祭始まる
2基のみこしが空中で組み合う「けんか祭り」として知られる伊万里トンテントン祭り(伊萬里神社御神幸祭)が25日、佐賀県伊万里市で始まった。氏子たちが担ぐ「荒神輿」と「団車」が激しく組み合い倒される「奉納合戦」が市中心部の各地で行われ、27日夕の「川落とし合戦」でクライマックスを迎える。 【写真】「唐津くんち」フレーム切手、限定500点販売…佐賀県内52郵便局やネットショップで
25日は午後5時過ぎに荒神輿、団車がそれぞれ伊萬里神社を出発。市中心部を巡行した後、伊万里駅前の広場で奉納合戦が行われた。両みこしの責任者「けんか大将」が周囲の状況を見て、あらかじめ倒す方向を決め、事故を防いでいた。
トンテントン祭りに合わせて26、27日には「いまり秋祭り」が催される。「浜町交差点」に設けられる特設ステージを主会場に、伝統芸能やダンスイベント、企業対抗カラオケ大会などが催され、27日午後からは市民総踊りが行われる。
期間中は交通規制が敷かれ、市役所と会場を結ぶ無料のシャトルバスが午前9時から20分間隔で運行される。問い合わせは事務局(0955・20・9031)へ。