北九州空港の利便性アップ 最寄り駅のJR朽網駅に特急列車が停車へ
北九州市 武内和久市長 「北九州空港のアクセスを強化していく、そのために長年の悲願であった特急電車の停車、今回これを発表することができること、本当に嬉しく思います」 北九州空港へのアクセスが大幅に改善されます。12月26日、北九州市とJR九州がその内容を発表しました。北九州空港からバスで17分の最寄り駅、JR日豊線の朽網駅に特急列車が停車します。ダイヤ改正は2025年4月1日で、航空機の発着に合わせた時間に上下合わせて10本が停まります。特急の停車によって現在より黒崎まで約10分、折尾まで約15分短縮されるほか、特急の発着駅である博多や大分への所要時間も短くなります。また空港と各地を結ぶバスは、朽網駅の便が27往復から40往復に、小倉までのノンストップ便が17往復から21往復に2024年4月から増便されます。北九州空港は、2027年8月に滑走路を500メートル延ばして、3000メートルにする計画です。北九州市などは、空港へのアクセスを強化することで利用者を増やし、滑走路延伸に伴う路線の増加につなげたいと考えています。 北九州市 武内和久市長 「地域全体が北九州空港とこれまで以上に結びつく、そして地域経済の活性化にも 寄与していく、こういった流れを作ってまいります」 JR九州 古宮洋二社長 「北九州空港は福岡空港と補完し合えば素晴らしい空港になると思う」 「福岡空港は午後10時の門限があるので、それを越えても北九州空港は着陸ができる。利用する人の選択肢が増えるのでプラスになると思う」
テレQ(TVQ九州放送)