「松本人志vs文春」電撃和解のカギは“A子さんの心情” 避けて通れない「松本からの言葉」
『ダウンタウン』松本人志が週刊文春を発行する文藝春秋を名誉毀損で訴えた裁判で、「電撃和解」情報が業界内で“期待”も込めて、広まっている。 【画像】やばい…松本人志「ミニスカ美女との乱痴気不倫飲み会写真」を独占入手! そもそも松本が一連の“性加害報道”に怒り 「事実無根なので闘いまーす。」 と宣言して始めた戦い。そう簡単に刀を納めるとは思えないのだが、とにもかくにも和解情報は拡大の一途だ。 「そもそも和解情報の出どころが謎なんですよね。文春に聞いても、松本側に聞いても『なに、それ?』といったリアクション。現状、そうした反応しかできないのはわかりますが、あまりにも不可解。落としどころはどうするのか? 全く見当がつきません」 とはスポーツ紙記者。 ◆裏では文春との“落としどころ”を探ったが 文春が松本の一報を出したのは昨年12月末。’15年秋に都内ホテルで男女複数名が参加する飲み会が行われ、その席で参加女性A子さんが松本の部屋に招かれ 「性的行為を強要された」 と報じた。松本はただちに吉本興業を通して法的措置を宣言。その後、吉本は利益相反を理由にこの件からは距離を置き、松本は単独で法廷闘争に臨んでいる。 「松本さんがファイティングポーズをとるウラで、彼の周辺人物は文春側と落としどころを探るべくやりとりしていました。松本さんはともかく、周囲は当初、裁判ではない方法を模索していたようです。しかしそれも不調に終わり、全面対決となりました」(芸能プロ関係者) 裁判には莫大な時間とおカネ、そして労力がかかる。松本の裁判は判決までに「最低でも2年」要するといわれており、松本も文春側も重荷となっていることは間違いない。 お笑い関係者は 「裁判が長引けば長引くほど、松本さんの復帰は遠のくわけですからね。目まぐるしく変わる芸能界においては、松本さんクラスでも不安になるのはわかります。文春も文春で、裁判に人員をかけることにメリットはない。お互いに和解したい気持ちがあるのもうなずけます」 と語る。 ただし、双方妥協点が見いだせなければ和解ということにはならない。通常、名誉毀損裁判では口頭弁論を重ねた上で、裁判所が和解を提案することが多いが、今回はそこに至る前の話だ。 そして和解案で避けては通れないのが、被害を訴えるA子さんの“心情”だ。 ◆和解→即テレビ復帰とはならない 一連の文春報道の根幹となっているのは、A子さんの告発で、A子さんは証人出廷もいとわぬ覚悟を見せている。 「原告は松本人志で、被告は文藝春秋ですが、勝手に大人同士で解決はできないと思います。文春はA子さんの被害感情に寄り添い、ここまでやってきました。勝手に松本さん側と和解して『じゃ、そういうことで』とはいきません。少なくとも和解条件には、松本さんがA子さんに対して何らかの“意見表明”をすることが盛り込まれるのではないでしょうか。それをA子さんがどう判断するか。そこをクリアして初めて和解となるはずです」(前出のスポーツ紙記者) ここまで双方の主張は真っ向から対立しており、落としどころを見つけるのは容易ではない。和解報道を受け、ファンは年内のテレビ復帰を期待しているが、A子さんに対する見解によっては心証も大きく変わるだろう。 「原則、和解の中身は公表されませんが、テレビ復帰を目指すのであれば番組スポンサーから詳細確認を求める声が上がるはずです。その内容がコンプラに抵触すれば、いくら和解したからといっても即復帰というわけにはいかないでしょう」(ワイドショー関係者) 沈黙を続ける松本。その口から“真相”を聞ける日はやって来るのか――。
FRIDAYデジタル