飼い主とずっと手を繋いで寝たい猫、手を離してみると→可愛い反応に「なんて愛おしいんだ」「涙が出ます」
愛猫たちはどんなコ?
コミちゃんの性格について、いわゆる「陽キャで明るいコ」と話す飼い主さん。お腹が空いたりかまってほしいときには、まるで自分のお腹をさするようにしてアピールするしぐさを見せることもあるなど、感情表現が上手なコのようです。また、明るくて甘えん坊なコミちゃんを象徴する、こんなエピソードも。 飼い主さん: 「動物病院を幼稚園か何かだと思っているのか、クレートにも率先して入り、診察台の上でも先生にのどを鳴らして甘えています。先生が肺や心拍を確認するために聴診器を当てながら『ダメだ、ゴロゴロ音ばっかり聴こえるなぁ』と笑っていたのは、印象的でした」 一方、弟猫・サクくんは動物病院が大の苦手。人前で甘えることができないタイプなようですが、飼い主さんが布団に入ったときはじっと見つめてゴロゴロと鳴くような、控えめな甘え方をするそうです。 また、いろいろなものに興味を示すコのようで、外から聞こえる電車の音や子どもの声、雨の音を聞きながら不思議そうに周囲を見渡したり、鳥の鳴き声に返事をするような姿を見せたこともあったのだそう。そんなサクくんの反応を見ると、飼い主さんはとても愛おしい気持ちになるそうです。
愛猫たちは「可能性や責任感を与えてくれる存在」
コミちゃんとサクくんを家族に迎えて、充実した日々を過ごしている飼い主さん。2匹との暮らしのなかで、飼い主さん自身さまざまな影響を与えてもらっているといいます。2匹の愛猫は、飼い主さんにとってどのような存在なのでしょうか。 飼い主さん: 「コミちゃんもサクちゃんも、ブリーダーから放棄されて保護施設にやってきたコたちでした。保護されるまでの2匹の境遇を思えば、私に起こる大抵のことはどうってことはないと思うことができます。2匹と向き合う時間のなかで、動物愛護だけでなく保護施設の運営のあり方、SNSの使い方など、『自分ごととして何かできないだろうか』と考えるようになりました。 そういう意味でも、2匹の存在は私に可能性や責任感を与えてくれた、人生で最も大きな出会いだったと思っています」 写真提供・取材協力/@komi.saku_1008さん/Instagram 取材・文/二宮ねこむ ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
ねこのきもちWeb編集室