兵庫知事告発状 斎藤氏「公選法違反の認識ない」
兵庫県の斎藤元彦知事が再選された11月の知事選を巡り、PR会社の女性代表にインターネットの選挙運動に関して報酬を支払ったなどとして、大学教授らが提出した斎藤氏に対する公職選挙法違反(買収)罪の告発状が受理されたことを受け、斎藤氏は17日、「公職選挙法に違反しているという認識はないということに変わりはない」と述べ、違法性はないとの認識を改めて示した。県庁で記者団の取材に答えた。 【写真】兵庫県内のPR会社経営者が投稿した記事の一部 告発状は、神戸学院大の上脇博之教授と元東京地検検事の郷原信郎弁護士が提出。兵庫県警と神戸地検が16日付で受理した。 斎藤氏は取材に、「県民にご心配をおかけしている」とし、今後の対応については「弁護士にお願いしている。捜査に全面的に協力していきたい」と話した。