マカオの町並み（資料）＝2023年8月、マカオ半島東望洋新街にて本紙撮影

　マカオ政府統計・センサス局が12月19日に公表した資料によれば、今年（2024年）11月の総合消費者物価指数は前年同月から0.3%の上昇だった。前月からは0.01%下落。今年11月までの12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、1年前の同時期（2022年12月～2023年11月）から0.84%上昇。 　前年同月の価格指数との比較で比較的上昇幅が大きかったのは、その他商品・サービス（+2.77%）と医療（+1.37%）で、外食費、フードデリバリーサービス費、住宅家賃の値上がりに伴い、食品・ノンアルコール飲料（+0.6%）と住宅・燃料（+0.39%）についても上昇。一方、運輸（-3.94%）、家庭設備・サービス（-0.85%）は下落に。 　今年11月の総合消費者物価指数は前月から0.01%下落。レジャー・スポーツ・文化（-0.93%）が顕著な下落となり、また野菜・鮮魚価格の値下がりで食品・ノンアルコール飲料（-0.21%）も下落に。一方、衣類・履物（+1.03%）とたばこ・酒（+0.61%）は上昇。 　今年11月までの12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、1年前の同時期から0.84%上昇。このうち教育（+3.89%）、レジャー・スポーツ・文化（+2.93%）が顕著な上昇。運輸（-3.17%）は下落に。 　今年1～11月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から0.79%上昇。