新時代の「TOTTEI」に 神戸の新アリーナエリアの愛称決まる
神戸市中央区の新港第2突堤エリアで、来年4月開業予定の新アリーナ建設を進めている「One Bright KOBE」(同市中央区・渋谷順社長)は19日、神戸市内で会見を行い、同エリアの愛称が「TOTTEI(トッテイ)」に決まったと発表した。会見ではアリーナ工事の進捗(しんちょく)状況や隣接する公園の概要が発表されるなど、エリアの詳細な全体像が示された。 会見では、アリーナについて現在、4割超の進捗率で工事が進んでおり、館内には国内アリーナでは最大級となる「4KLEDビジョン」が導入されることなどが発表された。 一方、アリーナに隣接する公園内には「緑の丘」と称される緑に覆われた高さ約10メートルの建築物を配置。六甲山の山並みと神戸の港の景色が一度に楽しめるスポットとしている。 愛称を「TOTTEI」に決めた理由について、渋谷社長は「神戸は神戸港の突堤とともにその礎を作ってきた歴史がある。新エリアが次の時代を担う新しい突堤になりたいという思いを込めた」と説明した。