ガイドブック『地球の歩き方』全国初の“市版”が登場 北九州市が選ばれたワケ
日テレNEWS NNN
世界160の国と地域のガイドブックを発行する『地球の歩き方』が2月1日、福岡県・北九州市に特化した全国初の“市版”の書籍を発売。なぜ、北九州市版が誕生したのか出版社の社長が経緯を明かしました。 【画像】『地球の歩き方』が監修した『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』 北九州市は、世界でも類を見ない五市(門司市、小倉市、若松市、八幡市、戸畑市)対等合併により誕生したメガタウンです。全7区に独自の歴史や文化、発祥グルメからエンターテインメントまで、訪れるたびに新しい出会いがある北九州市を、『地球の歩き方』ならではの視点で取材しています。
なぜ、市区町村単位での『地球の歩き方』が誕生したのか? 出版社の新井社長は、「企画を聞いただけで、なんで北九州市なの? 都道府県版でも、まだ10冊はいっていない。(売り込んできた企業が)“北九州市には、もともといっぱい、すでにいいものがある。知られていないだけ。それを全国の人たちに伝えたいと、ずっと思っていた ”と、ものすごい熱意で我々にアプローチしてきた」と、経緯を明かしました。 半信半疑で調査を始めたという『地球の歩き方』。すると、「実際に(北九州市で)出せるのか? 調べ始めたら、本当に魅力的な素材がいっぱいあって、知られていないだけだった。編集を始めたら400ページを超えちゃいました。これだけの魅力が、もともとあったということなんです」と、北九州市版を出版した意義を語りました。