ドジャースのＪ・フラーティ投手（ロイター）

　ドジャースは２２日（日本時間２３日）、２５日（同２６日）に開幕するヤンキースとのワールドシリーズ（ＷＳ）第１戦にＪ・フラーティ投手を先発させることを発表した。 　オンライン会見に臨んだ右腕は「楽しみだしエキサイティング。これより大きな舞台はない。（ＷＳで投げることは）子どもの頃、みんなが願ったことだし、この中に入りたいと願ったこと」と声を弾ませた。ロバーツ監督はオンライン会見で「（前回の登板は体調が悪かったが）彼は今は健康だし、このシリーズ（ＷＳ）で先発することはさらに彼の経験となるだろう」と期待した。山本由伸投手（２６）は第２戦に先発することも決まった。 　ドジャースの“地元”で育ち、高校時代も投げたことがある球場がトレード加入した今年７月末から本拠地となったフラーティ。家族が直接観戦できる機会が増え「俺にとっては自分の家族、ママと弟と親友たちが長い間に渡って自分の基盤だ。これほどすごい機会が与えられたことやそれに伴う様々なことがあっても、彼らと話していれば日常のことのように落ち着ける」とほほ笑んだ。 　「去年は家のテレビでワールドシリーズを見ていたのに、今年の状況はそれとは全然違う。１年でいろんなことが変わる。たくさん練習したし、規律にさらに忠実にやってきたことがここにつながった」と感慨深そうに話した。