小4息子の自由研究は「1日お母さん」 研究発表を見た大人「全小学生の夏の必修課題に」「なんか、泣けた」
参観日で「お母さん研究の方ですか?」との声も
さて、夏休みが明けて学校に持参した自由研究は、大きな注目を集めることとなりました。 「夏休み明けの参観日では、この模造紙の前に人だかりができるという事態になったんです。私も似顔絵で登場しているので、たくさんのお母さんに“お母さん研究の方ですか?”って声かけられて笑。ママ友や先生などから“すごい!”“今までにない自由研究だ!”“うちの子にもやらせたい!”と言ってもらえました」 大きな模造紙に書けば、教室の壁に貼ってもらえるからたくさんの人の目に止まりやすいという考えが的中したわけですが、模造紙での制作はmiri.家のこだわりのひとつ。 まとめる際には、①色を使いすぎないこと!たくさん使うと注目して欲しいところがわからなくなる②写真をうまく使って説明する③箇条書きと文章にするのを分けることもアドバイス。これらをもとに、模造紙を広げて、長男がひとりで仕上げたそうです。 「ノートやスケッチブックを使ったこともありますが、手に取ってもらわないと見てもらえない…ということがあり、模造紙になりました! 大きいからまとめるのが大変!だからまとめる力が付く!それも勉強だ!」と言います。 「次男も、小学5年生の時に『料理で世界一周!』を自由研究のテーマにして、各国の料理を模造紙いっぱいに紹介しました。もはや、恒例です。先生も、“miri.家の模造紙だ~”思ってると思います笑」。 また、取材では、ユニークな研究テーマを見出すのはmiri.さんの母譲りだということもわかりました。「私の母は、自由研究をやるなら人と違うことを!と私に言っていました笑。私は勉強嫌いだったけど、自由研究は好きだったんですよ。それもあってか、自分の子供たちにもどうせやるなら楽しく、そして誰もやってない事を!と言っています。嫌々やるのはなんにも得られないでしょう」。 弟が夏休みに模造紙を広げていると「懐かし!」と言っていた長男は、現在、夢に向かって親もとを離れ寮ぐらし。「我が家は子供3人全員生後6ヶ月から保育園に入れてますし、いつもバタバタしています。子供たちがやりたいことは全力で応援、見守ってきた一方で、自立は大事だと考えているので、やれることは自分でやろう!と小さい頃から言ってきました。反抗期もそれなりにあったけど、寮生活で自立している、と思います」。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・宮前 晶子)
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