「進撃の巨人」“聖地”の大分県日田市 経済効果は55億円に 作者・諫山創さん、自治体も観光振興を後押し
(道の駅水辺の郷おおやま 宮永徹駅長)「地域の事業者の皆様は進撃の巨人をひとつのキーワードにして頑張っています。道の駅でもコラボ商品をラインアップしてしっかりお客様にお届けしたい」 ■コラボ商品続々登場 こうした地域の取り組みを後押ししようと、市は今年度の予算に進撃の巨人を活用した事業に対する助成費用としておよそ970万円を計上。新商品の開発も活発化しています。 市内の食品加工会社が制作した地元の名物であるアユを使った釜めし。5月からキャラクターをデザインしたパッケージで売り出したところ、大きな反響がありました。 (マルナカ・フーズ 梶原誠太郎課長)「5月の4連休で我々の思った以上に販売ができ、非常に手応えを感じています。これを機に新たなる観光客を呼び込めて、我々も企業として日田市の役に少しでも立てればと期待します」 さらに市内ではキャラクターをデザインしたレンタサイクルや、三隈川沿いのライトアップ企画もスタート。新たな魅力作りが始まっています。 (諫山創さんコメント)「進撃の巨人が故郷である日田に貢献できたなら光栄です」 作者のふるさとへの思いが後押しする作品と観光PRとのコラボ。これからも巨人の歩みのように大きく、一歩ずつ進んでいきます。
大分放送