ヘンリー王子、40歳になって独り立ち? メーガン妃抜きで1週間の巡業に
9月15日に40歳の誕生日を迎えたヘンリー王子。王子にしては長期間メーガン妃と離れ、単独で仕事を続けている。 【写真】子ども時代の写真を発掘!ヘンリー王子 & ウィリアム王子の仲良しフォトアルバム
現地時間9月20日に王子はカリフォルニアで開催されたチャリティコンサートに登場。その翌日には俳優のケヴィン・コスナーが主催したチャリティイベントに出席した。
それが終わると王子はニューヨークに移動。WHOが主催したディナーパーティーに出席、ベルギーのマティルド王妃らと対面した。新聞「デイリーメール」が報じている。 週明けにはダイアナアワードの授賞式に出席。これは王子の母であるダイアナ元妃の功績とチャリティ精神を称えて設立された賞で、その遺志を受け継ぐ次世代のリーダーたちを表彰する。王子は今年の受賞者である若者たちと対面、「この年齢でステージに立つことができる自信を称えたい。私の母もあなたたちをとても誇りに思っているだろう。あなたたちの活動とその精神、思いやりは私の母がどのように生き、何を信じていたかを如実に表している」と称えた。
現在ニューヨークは国連総会ハイレベルウィーク。世界各国の首脳やチャリティ組織のリーダーたちが総会に合わせてニューヨークにやってくる。王子もこれまで関わってきた、エコツーリズムを推進する組織「トラヴァリスト」などの活動をアピールするため、イベントなどに出席する予定である。そしてこれが終わったらイギリスへ。王室離脱前から関わっていた、病気の子どもたちを支援する組織「ウェルチャイルド」の表彰式に参加する。
同紙によるとこの巡業はトータルで約1週間になるが妃は合流せず、最初から最後まで王子が単独で行う。王室離脱後、ステージにはペアで出ることが多かった2人にとって、これだけ長く王子が1人で公の場所に出続けるのは珍しいこと。 王子のこの行動を見て王室の伝記作家であるフィル・ダンピエは同紙にこう分析している。「王子は今も自分がスペアのように感じていることがあり、メーガンと一緒にイベントに出かけているときは不満そうな顔をすることが多い」。王子は自分が皇太子の「スペア」として育てられたと回顧録に書いていたが、ダンピエは今の王子が今度は皇太子ではなくメーガン妃のスペアだと感じている可能性を指摘している。「王子は自分にもっと多くのものを求めるようになったのだろう。40歳になり、自分は将来どうなるのだろうと自問しているに違いない」。ダンピエは王子が自分の人生に新たな意味を見出そうと「必死になっている」と語っている。「そのためにはもっと自分の道を広げる必要があるようだ」。ロンドンでのイベントに単独で出席するのは、メーガン妃がイギリスに行きたがらないことが理由である可能性が大。しかしロンドンだけでなくカリフォルニアやニューヨークにも単独で行くことにしたのは、王子が自分の道を見出そうとしているからだと話している。