千葉県水道統合へ基本計画 九十九里・南房総地域 経営基盤強化へ
チバテレ(千葉テレビ放送)
九十九里地域と南房総地域で水道用水を供給する2つの企業団と千葉県営水道の統合へ、12月23日、その基本計画がまとまりました。 計画では2026年4月に統合するとしています。 2つの地域の水道企業団と県営水道の統合に向け話し合ってきた県と両地域の市町村などでつくる協議会は23日に開いたオンライン会議で、統合の基本計画をまとめました。 それによりますと、統合の時期は2026年4月1日で、計画期間は2045年度までの20年間です。 その間に約765億円をかけ、施設の老朽化対策や耐震化を進めます。 一方、水道用水供給料金については、両地域の現在の料金に開きがあることから、統合後10年間は地域別料金とし、11年目以降に統一します。 今回の統合は人口減少が進む中、経営基盤を強化するのが目的で、2025年1月下旬に県と両地域の21市町村などが統合の基本協定を結ぶ予定です。
チバテレ(千葉テレビ放送)