【年収500万円】40歳代会社員ですが、65歳までに「2000万円」を用意できますか?
65歳までに2000万円貯めるには毎月いくらの貯蓄が必要か
40歳会社員が65歳までに2000万円を貯めるには、毎月いくらの貯蓄が必要なのでしょうか。 毎月の貯蓄額ごとにみた25年間で貯められる貯蓄額は以下のとおりです。 ●【毎月の貯蓄額別】25年間で用意できる資産額 毎月の貯蓄額:25年間で用意できる資産額 ・1万円:300万円 ・2万円:600万円 ・3万円:900万円 ・4万円:1200万円 ・5万円:1500万円 ・6万円:1800万円 ・7万円:2100万円 月7万円の貯蓄をすれば65歳で2000万円の資産を築けます。年間84万円のため、手取り年収391万9000円の21.4%を貯蓄に回すことが必要です。 月7万円は決して少額な金額ではありませんが、節約などでうまく家計をコントロールできれば達成できる世帯もあるでしょう。
資産運用でお金を増やすことも検討しよう
本記事では、貯蓄のみで2000万円貯める方法をシミュレーションしましたが、投資で資産を増やすことも検討しましょう。 例えば、月5万円の積立投資を年率3%で運用した場合、25年後の資産評価額は約2230万円です。貯蓄で2000万円貯める場合と比べて、月2万円少なくても2000万円の資産を用意できます。 もちろん投資は運用成績がわからないため元本割れを起こす可能性もゼロではないですが、できるだけ早く2000万円を貯めたい人は投資でお金を増やすことを考えてみてください。
参考資料
・国税庁企画課データ活用推進室「令和4年分民間給与実態統計調査について」 ・東京都「令和5年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表 」 ・厚生労働省・都道府県労働局長・ハローワーク「令和5年度雇用保険料率のご案内 」 ・国税庁「No.2260 所得税の税率」 ・国税庁「No.1410 給与所得控除」 ・国税庁「No.1191 配偶者控除」 ・埼玉県「個人県民税」 ・厚生労働省「公的年金シミュレーター」 ・金融庁「資産運用シミュレーション」
苛原 寛