【漫画】虹の橋を渡った愛猫の記憶が薄れ、泣いた… ”駆け寄ってきた”存在に感動【作者インタビュー】
愛猫との思い出が薄れていく悲しみ
大切にしていた愛猫との思い出について描いたマンガが、Instagramで1万9000以上のいいねを集めて話題となっています。 【マンガ本編】虹の橋を渡った愛猫の記憶が薄れ、泣いた… 飼い主のもとに駆け寄ってきたのは? 1年10か月前に虹の橋を渡った愛猫の「ぽんずくん」。飼い主の女性は、時が経つにつれてぽんずくんの記憶が薄れていくことに気付きました。そんな自分に戸惑い思わず泣いていると、彼女を心配したのか、もう1匹の愛猫「おしおちゃん」が駆け寄ってきて……。読者からは、「心が温まりました」「泣いちゃうのも、泣かなくなるのも、どちらも愛だと思います」「おしおちゃんなりの励まし方なのかも?」などの声があがっています。 このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「もふもふびより」などでマンガを発表している、ブロガーの「In.S_そーい」さんです。In.S_そーいさんに、作品についてのお話を聞きました。 ーーおしおちゃんが駆け寄ってきてくれたとき、どのように思いましたか? 「心配して駆け寄ってくれたのかな」という驚きと、感動の気持ちが大きかったです。 ーーぽんずくんとの思い出で、最も記憶に残っていることは何ですか? 寝るときは、いつも一緒にベッドに入り、抱っこをしながら寝ることが日課でした。ぽんずくんのうれしそうな喉(のど)のゴロゴロ音や体温、それらを感じて幸せで満たされていた私の気持ちなどは、絶対に忘れたくない大切な記憶です。 ーーこの出来事をきっかけに、いま一緒にいる愛猫たちへの気持ちへの変化はありましたか? 「いつも側にいてくれてありがとう」の気持ちが強まりました。 ーーこのとき、おしおちゃんはなぜ噛み付いてきたのだと思いますか? おしおちゃんなりの励ましなのか、「しっかりしなさい」の喝なのか、などと思っています。 ーーこの作品を制作したときに、こだわったポイントを教えて下さい。 このときに感じた自分の感情をできるだけ正確に言語化することが難しかったです。そこが1番こだわったポイントです。 ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか? 薄れゆく記憶への悲しみや、罪悪感に対する共感の声が多かったです。また「それでいい」「思い出せなくても記憶は心のなかにちゃんとある」など、温かい言葉もたくさんいただき、とても気持ちが前向きになれました。 ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。 自分の感情の記録と、おしおちゃんの優しさがうれしかったことを描き残したかったからです。
マグミクス編集部