志田・松山組(再春館)に熊本県スポーツ特別功労賞 パリ五輪バドミントン女子複で銅メダル
スポーツで優れた功績を残した選手をたたえる熊本県スポーツ特別功労賞の贈呈式が6日、県庁であり、パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽選手と松山奈未選手(ともに再春館製薬所)に賞状と盾が贈られた。 熊本のスポーツ
特別功労賞は県民栄誉賞、くまもと夢づくり賞に次ぐ位置付けで受賞は9例目。志田選手は「光栄。賞に恥じないように頑張りたい」、松山選手は「これからも県民の皆さんに良い結果を報告したい」とあいさつした。 五輪初出場の両選手は3位決定戦でマレーシアペアにストレート勝ちした。木村敬知事は「県民や子どもたちに感動と勇気を与えてくれた。五輪までの〝シダマツ〟の功績をたたえたい。これからも活躍してほしい」と述べた。(廣瀬紗知) ◆「最後のチャンスで出し切りたい」 11日からワールドツアーファイナル パリ五輪バドミントン女子ダブルスで銅メダルの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が6日、熊本県スポーツ特別功労賞の贈呈式後、年内に控える大会への意気込みなどを語った。(廣瀬紗知) -五輪後の県民の反応をどう感じましたか。 松山「練習後にスーパーなどで声をかけてもらうことが増えた。応援への感謝の気持ちを忘れないようにしたい」
志田「街にある自分の看板などを見て、メダリストだと実感した」 -11日からワールドツアーファイナル(中国・杭州)が始まります。 志田「今年は優勝がまだない。選ばれた8ペアだけの出場で強敵ばかりだが、最後のチャンスで出し切りたい」 松山「自分たちが何かをつかめる大会にしたい。(25日開幕の)全日本総合選手権でも結果を残して、皆さんに良い報告をできればいい」