27歳女性がヒップを鍛え上げボディコンテストで2冠 仕事と両立し引き締まったボディを作り上げる
7月27日(土)、ひの煉瓦ホールにて『SUMMER STYLE AWARD 東京ROOKIE CHALLENGE CUP』が開催され、岡野由佳(おかの・ゆか / 27)さんが ROOKIE ビューティーフィットネスモデル部門でグランプリを獲得した。さらに岡野さんは同日開催された『SUMMER STYLE AWARD 東京予選』ビューティーフィットネスモデル部門トールクラスでグランプリを獲得。初出場にしていきなりの2冠達成となった。 【写真】岡野由佳さんの引き締まった背中
東京予選でグランプリを獲得したことにより、PROカードを取得。同日開催された『SUMMER STYLE AWARD JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』でいきなりのPRO戦デビューとなったが、堂々の準決勝進出を果たした。 「まさかここまでの結果を残せると思っていませんでした。いつかPROになりたいという想いはあったものの、正直、この部門に挑戦をする自分が審査員の皆様の目にどう映るのか不安な気持ちもあったんです。それでも初出場ながら高評価を頂き、PROになることができて素直に嬉しく思います。やってきたことが間違っていなかったのだとホッとしました」 昨年までは他団体でのコンテスト出場をしていたという岡野さん。しかし、最高順位は2位と思うような結果が残せず悩んでいたという。 「元々肩の広さがコンプレックスということもあり、他団体のコンテストに出ていた時は肩幅の主張を抑えたポージングを勧められていました。でもこの肩の広さもサマスタであれば強みに変えられるかもしれないと思い出場を決意したのです。体重も昨年の11月次時点で166cmで49kgしかなく、少し痩せすぎてしまったので筋量を増やしながら女性らしさを出すために10kg程度増量させた上で今大会に向けた減量に取り組みました」 今大会への出場に伴い、まさに”イチ”からの身体作りとなった岡野さん。アウトラインの美しさを生むため、お尻のトレーニングに力を入れてきたという。 「お尻はまだまだ課題ではあるものの、今大会では特に強化をしてきました。トレーニングでは特に順番を意識しましたね。私は、クラムシェル・ヒップアブダクション・ブルガリアンスクワット・足幅の広いスクワット・ヒップスラスト・ルーマニアンデッドリフトの順番で取り組んできました。自分で効く感覚が強い種目から構成しているのです。そうすることで、全ての種目において強く効かせる感覚が得られました」 忙しさもあるためトレーニング時間は決して長くないものの、集中して取り組む意識を忘れなかった。 「トレーニングは週4日、オフの日はポージング練習を行なっていました。筋トレは1時間くらいで収めていましたね。これに有酸素で+30分追加となる形が多かったです。時間の確保が難しく、朝早い時間や時には夜遅くまでトレーニングをする日もありました。でもその分、自分に自信もついていくためなんとか頑張ることができました」
着々と実力をつける岡野さんが見据える今後の目標とは。 「次はPRO戦で決勝進出を目指します。トップ選手と同じステージに立てるよう、自分に自信を持っていきたいです!」 毎年ハイレベルな戦いとなるビューティーフィットネスモデル部門に新星が現れた。
取材:池田光咲 撮影:夏目英明