福井県福井市内を走行する北陸新幹線「W7系」＝9月撮影

　JR西日本、東日本は1月19日、春の臨時列車運転計画（3月1日から6月30日）を発表した。北陸新幹線が福井県内に延伸する3月16日には敦賀―東京間で最速列車「かがやき」を上下合わせて3本運行。ゴールデンウイーク（GW）まで週末を中心に敦賀―東京間でかがやきの臨時列車計17本を走らせる。利用が多く見込まれる時期に増発を図り、利便性を確保する。 　3月16日の臨時列車かがやきは▽午前7時32分敦賀発、同10時52分東京着▽同9時31分敦賀発、午後0時52分東京着▽午前9時56分東京発、午後1時20分敦賀着―の3本。開業日は定期便の上下18本と合わせて計21本の運行となる。 　翌17日は東京発のかがやきを1本増便。以降、5月6日まで週末を中心に1日1～2本の臨時かがやきを運行する。東京―金沢間では開業日の3月16日にかがやきと停車駅の多い「はくたか」を合わせて16本臨時運行する。 　また、JR西日本によると、北陸3県を結ぶ北陸新幹線「つるぎ」と特急「サンダーバード」をセットにした臨時列車を運行する。需要が見込まれるGW期間中は1日最大11本運行し、定期列車と合わせて計61本走らせる。敦賀駅で乗り換えが生じる北陸と関西方面の行き来の利便性向上を図る。