洗濯機の掃除は年に何回やるべき?費用対効果を解説
洗濯機掃除の費用対効果
電気洗濯機の平均使用年数は、内閣府による令和6年3月の「消費動向調査」によると「11年」と発表されています。買い替え理由として「故障」を挙げている人は75.7%でした。 一方、洗濯機には各メーカーにより「設計上の標準使用期間」というのが設けられており、6~7年と設定されているケースが多いようです。また、総務省統計局の「小売物価統計調査年報 2023年」によると、洗濯機の購入平均価格は10万9432円でした。 例えば、安価な衣類用塩素系漂白剤(ハイターなど)で洗濯機を掃除した場合、1回約200円の洗浄剤、そして自動コースで洗浄した場合、12kgの縦洗濯機で1回あたりの水道代が約40円、電気代が約3.1円となり、合計43.1円が光熱費としてかかります。 1回の槽洗いが合計約243円となるため、1年で約3000円がかかる計算です。10万円を超える洗濯機をより快適に長く使い続けるために年間3000円前後ですむのであれば、掃除をしっかりすることは費用対効果抜群といえるでしょう。
洗濯機の掃除は定期的に行おう
洗濯機の掃除は月1~2回、年に12~24回ほど、定期的に続けることが大切です。洗濯機の寿命が長くなるだけでなく、洗濯物自体も嫌なにおいが付くことなく長く着用できます。特に春から秋はカビが繁殖しやすいため、しっかりと掃除しましょう。 出典 内閣府 消費動向調査(令和6年3月) 総務省統計局 小売物価統計調査年報 2023年 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部