松阪工男子が三重県10連覇 高校バレー 海星に3ー0、全国出場決める
〝春の高校バレー〟につながる本年度三重県高校バレーボール選手権大会兼第77回全日本バレーボール高校選手権大会県予選大会(県バレーボール協会など主催)の決勝戦が9日、伊勢市の三重交通Gスポーツの杜(もり)伊勢であり、男子の部で松阪市殿町の県立松阪工業(橋本雅司監督)が10連覇で全国大会出場を決めた。女子の部で久保町の私立三重高校(澤崎里花子監督)は惜しくも敗れた。
「春高目標はベスト8」橋本監督
大会には男子37校、女子44校が参戦。今月2、3日に県内各地の高校でトーナメント戦の準決勝までを行った。 これまで1セットも落とさず勝ち進んできた松工は決勝で海星と対戦。序盤は互いに硬さが見える中、徐々に松工ペースに持ち込み、セット数3―0で10年連続42回目の優勝を果たした。 橋本監督は「序盤は硬かったが、中盤から良かった。3セット目は出だしをサーブでやられたが、よく拾ってエースが決めてくれた。苦しい場面で余裕が出てきた。春高の目標はベスト8。まずは初戦を突破したい」と話した。 松工は来年1月5~12日に東京都の東京体育館で行われる〝春の高校バレー〟第77回全日本バレーボール高校選手権大会に出場する。 女子の部は、決勝まで全てストレートで勝ち上がった三重が、12年連続同カードとなる津商業と対戦。粘り強く戦ったがセット数1―3で惜敗し、準優勝した。