角質もメラニンも蓄積してる!?【茶ぐすみ】の対処法を徹底解説
赤ぐすみ、茶ぐすみ、青ぐすみ、黄ぐすみ。くすみのタイプによって原因と対処法は変わってくる!今回は皮膚科医の友利先生が「茶ぐすみタイプ」の対処法をご紹介! 〈画像で見る〉くすみに悩んだら使いたい「くすみ解消コスメ」
友利新先生
皮膚科・内科医 医師という立場から、美しく生きるための啓蒙活動をTV、雑誌、SNSで展開。自身のYouTubeチャンネルも大好評!
◆茶ぐすみの対処法
思い込み【1】ブライトニングケアしていれば、茶ぐすみは晴れる! 【正しい撃退マニュアル】ブライトニングケア&角質ケア、さらに育むケアも必要! 「茶ぐすみの最大の原因はメラニンの蓄積。でもなぜ溜まっているかというと、ターンオーバーが滞っているせいなんですね。だから茶ぐすみさんには角質ケアも必要だし、取り去るばかりじゃなく健康な角層細胞が生まれるように土台から育むケアも並行しないと改善しません。すべてを同時に行うことで、透明感のある肌になれるんです」
思い込み【2】乾燥肌は角質が溜まりにくいと聞いたのでオフケアはしません!
【正しい撃退マニュアル】肌質に関係なく角質は溜まります。状態に合わせて取り去るケアを 「乾燥しているとターンオーバーがうまくいかず不要な角質が溜まりやすくなり、排出されるべきメラニンが居座ってしまい、くすみの原因になることもあります。でも無理な角質ケアは負担にもなるので、肌質や状態に合わせたオフケアを見つけることが大事」
思い込み【3】摩擦で色素沈着しそうだから角質ケアはなるべくしたくない
【正しい撃退マニュアル】肌に負担をかけない角質ケアもあります 「スクラブやゴマージュで力任せにこすったら、ダメージを受けて色素沈着することもあるかもしれません。でもちゃんとコスメを選び、正しく使えばダメージにはならないんです。とはいえ、やりすぎは危険。肌状態を見ながら頻度を決めるように」
思い込み【4】ブライトニングケアは美容液が肝心! “落としもの”は関係ない
【正しい撃退マニュアル】洗顔料だってメラニンケアの重要なサポーター! 「美容液などの与えるケアにばかり意識がいきがちですが、肌に負担をかけずメラニンを含む角質を取り除いたり、酸化皮脂や毛穴の汚れを落としたりできるのがブライトニングラインの“落としもの”。効率よく茶ぐすみを払いたいなら、ここにもこだわるべきです」