スティーヴィー・ニックス、“友人”テイラー・スウィフトに続き民主党ハリス候補への支持表明
フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスが、テイラー・スウィフトに続いて、米大統領選で民主党候補のカマラ・ハリスとティム・ウォルズを支持する声明を発表した。 ニックスとスウィフトは、2010年の【グラミー賞】で共演して以来、親交を深めてきた。最近では、スウィフトがアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』の収録曲「Clara Bow」でニックスにシャウトアウトを贈った。また、ニックスはフリートウッド・マックのバンド仲間クリスティン・マクヴィーを亡くした際に、スウィフトの『ミッドナイツ』に収録されている「You're on Your Own, Kid」を何度も聞いて慰められたと語っている。 スウィフトが、ハリスとウォルズの大統領キャンペーンを支持することを表明し、2024年大統領選挙について沈黙を破った直後の現地時間2024年9月11日、ニックスもハリスへの支持を表明した。「私の友人@taylorswiftがとても雄弁に語ったように、今は自分の信念に基づいて候補者についてリサーチし、選択する時です」とニックスはインスタグラムに投稿し、小さな愛犬と一緒に写った写真をシェアした。「選挙まであと54日です。投票を行うために登録してください!この選挙でのあなたの一票は、あなたが行う最も重要なことの一つになるかもしれません」と彼女は続けた。 以前、共和党の米副大統領候補であるJ・D・ヴァンスが、子供のいない民主党議員を“Childless Cat Lady(子供がいない猫好き女性)”と揶揄したことに反応したスウィフトと同様に、ニックスは今回のメッセージに“Childless Dog Lady(子供がいない犬好き女性)”として署名している。 現地時間9月10日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアのナショナル・コンスティテューション・センターで行われた米大統領選討論会では、前大統領で共和党候補のドナルド・トランプと、民主党の大統領候補であるカマラ・ハリスが直接対決した。 ニックスのメッセージは、ハリスが初めてトランプと討論してから24時間の間に投稿された。討論会の直後、スウィフトはハリスを支持することをインスタグラムで表明し、「彼女は、私が戦士が必要だと信じる権利と大義のために戦ってきた」とハリスを支持する理由を明かした。 「彼女は確かな手腕を持つ優れたリーダーだと思います。私たちが混乱ではなく冷静さによって導かれれば、この国はもっと多くのことを成し遂げられるはずです」とスウィフトは付け加え、「彼女が、LGBTQ+の権利、IVF(体外受精)や女性のリプロダクティブ・ライツ(生殖の自由)のために戦ってきたティム・ウォルズを副大統領候補として選んだことに心を打たれ、感銘を受けました」と語った。 討論会後、ハリスは【グラミー賞】を14回受賞したスウィフトの曲「ザ・マン」を流し、ウォルズはインタビューでスウィフトを“猫の飼い主仲間”として称賛した。また、現在ハリスと・ウォルズのキャンペーンの公式サイトでは、スウィフトの【The Eras Tour】にインスパイアされたフレンドシップ・ブレスレットが販売されている。