日本ハムの投打二刀流・矢沢宏太、今オフは打者メイン「外野手として準備していきたい」
日本ハムの投打二刀流左腕、矢沢宏太投手(24)が14日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で行われた若手選手中心の練習に参加。オフは〝野手・矢沢〟に比重を置く方向で「(春季キャンプが始まる)2月1日から野手で勝負できるようにと言われている。しっかり動けるように外野手として準備していきたい」と視線を上げた。 【写真】今年6月、投手としてプロ初勝利を挙げた矢沢とねぎらう新庄監督 日体大から入団2年目の今季は1軍で主に前半は投手、後半は野手としてプレー。投手としては17試合で1勝2敗、防御率4・05。野手としては28試合で打率・111、0本塁打、0打点だった。 11月1日から10日まで本拠地・エスコンで行われていた秋季キャンプでは居残り特守を行うなど野手をメインに調整。投手とは異なる疲労感があったようで「キャンプ最終日は地面がめっちゃ遠いなって。下半身がきつ過ぎた。下半身が元気だったら届くところも届かなくて、頭もめっちゃ突っ込むし、きつかったです」と苦笑いまじりに回顧した。 投手の練習は今後も継続する予定。「(春季)キャンプで投手(練習)に時間を割かないくらい2月1日までには投げて、キャンプ中は(投手として)投げなくてもいいように」。今後も球団と話し合いを重ね、自身の方向性を決めていく。 オフは2軍施設の鎌ケ谷を拠点にトレーニングを進めていくという矢沢。自らに言い聞かせるように「今まではスイングの量も制限した中でやっていたので打撃は数をいきたい。今までの倍ぐらいは打ちたいです」と力を込めた。