横浜F・マリノス注目の新加入(3)爆発力あり! サイドで輝く新たな切り札
明治安田J1リーグの2024シーズンは2月23日に開幕を迎える。昨季は2位で連覇を逃した横浜F・マリノスは、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて8人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、彼らの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。
DF:加藤蓮(背番号16) 生年月日:1999年12月28日(24歳) 前所属クラブ:東京ヴェルディ 2023リーグ戦成績:39試合2得点1アシスト 加藤蓮は、横浜F・マリノスのサイドに厚みをもたらすことが期待される新戦力だ。 北海道出身の加藤は、北海道コンサドーレ札幌の下部組織で育ち、明治大学に進学した。大学での活躍が評価されて、2022年に東京ヴェルディと契約してプロ入りすると、1年目から左サイドバックのレギュラーに定着し、J2で30試合に出場している。2年目の2023シーズンは39試合に出場し、クラブのJ1昇格に貢献した。 加藤は前述のとおり左サイドバックがベースだが、サイドであればどこでもこなせるところも大きな魅力。ときにはピッチの中央に入ることもあり、GK以外ならどこでもこなせてしまいそうなユーティリティー性の持ち主だ。 2023シーズンのヴェルディでは、途中出場が19回と多かった。スピードがある加藤は、途中出場で試合を変える爆発力があり、その点も城福浩監督に評価されていたようだ。 先発でも途中出場でもポジションを問わず戦える加藤を、ハリー・キューウェル監督がどのように起用するのかにも注目したい。
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