富岡西、手応えばっちり 神戸と阿南で練習試合 浮橋投手「打たせて取る投球できた」 /徳島
<センバツ2019> 高校野球の今季の対外試合が解禁され、第91回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場する富岡西は9、10日、練習試合に臨んだ。試合を終えて坂本賢哉主将(2年)は「相手のすきを突いて積極的に仕掛けていく、自分たちがやりたい野球の確認ができた」と手応えを語った。【岩本桜】 9日は神戸市に遠征し、昨秋の兵庫県大会16強の滝川第二と同校グラウンドで2試合を戦い、1勝1敗だった。主力メンバーで臨んだ1試合目は、秋にクリーンアップを打っていた坂本主将を1番に、下位を打っていた前川広樹選手(2年)を2番に置き、守備位置も秋から一部入れ替えた。二回に山崎光希選手(2年)の二塁打などで4点を挙げ、リードを守り8-3で快勝。エースの浮橋幸太投手(2年)が9回を完投し「久々の対外試合でも落ち着いて投げられた。2四球に抑えて打たせて取る投球ができた」と話した。 10日は、阿南市の富岡西のグラウンドで岸和田(大阪府岸和田市)との試合に臨んだが、四回途中、雨のため打ち切られた。 小川浩監督(58)は2日間を振り返り、「内野の守備が堅くなり、速い打球にも対応できていた。攻撃も打線がつながって良かった」と評価した。 16、17日にはJAアグリあなんスタジアム(阿南市)を借り切って脇町と城南、市立堺(大阪府堺市)との練習試合が予定されている。