デンマーク女王、14日退位 即位52年節目、長男が継承
【ロンドン共同】デンマーク女王マルグレーテ2世（83）は12月31日、国民に向けたテレビスピーチで、即位52周年の節目となる1月14日に退位すると表明した。長男のフレデリック皇太子（55）が王位を継承する。ロイター通信などが報じた。 マルグレーテ女王は、2023年2月に背中の手術を受けたことに触れ「責務を次世代に引き継ぐ時かどうかを考えるきっかけになった」と語った。 女王は31歳だった1972年1月14日に父王の死去に伴い即位した。在位期間が約70年7カ月にわたった英国のエリザベス女王が2022年9月に死去した後、欧州で在位期間が最長の君主となった。
