クロップはレジェンド監督たちと同レベル? ローレンソン氏は「ユルゲン・クロップはサー・アレックス・ファーガソンやアーセン・ヴェンゲルと肩を並べる」
リヴァプールのレジェンド指揮官とも比較
今シーズン限りでリヴァプールを退任することを表明したユルゲン・クロップ監督。 2015年よりリヴァプールの監督に就任し、リーグタイトルやCL制覇など多くのタイトルを獲得してきたクロップ・リヴァプール。9年間ヨーロッパの第一線で戦い、多くのタイトルを獲得してきたクロップをレジェンド監督たちと同レベルだと『Paddy Power』のインタビューで語るのが、元リヴァプールのマーク・ローレンソン氏だ。 「ユルゲン・クロップはサー・アレックス・ファーガソンやアーセン・ヴェンゲルと肩を並べる。9年前に監督に就任したとき、もし誰かが9年後も彼がそこにいると言ったなら、あなたはノーチャンスだと言ったでしょう。それがプレミアリーグだ。 トップでは、3、4 試合で負けると、次の給与明細とともに P45 (英国で雇用主から仕事を辞める際に受け取る書類)が届く」 プレミアリーグで長年素晴らしい成績を残してきてファーガソンやヴェンゲル同様にクロップは偉大な監督だと語るローレンソン氏。さらに同氏は、長い歴史を持つリヴァプールの歴代の偉大な監督とクロップとの比較についても語った。 「彼はこれまでとは異なるタイプの監督だが、私は彼をビル・シャンクリー、ケニー・ダルグリッシュ、ボブ・ペイズリーと並べると思う。彼は銅像を建ててもらえる数人の監督の1人だろう。(しかし)ユルゲン・クロップがケニー・ダルグリッシュほど偉大になるとは思わない。彼がキング・ケニーと呼ばれるのには理由がある」 クロップ率いるリヴァプールは今シーズンまだ4つのタイトルを獲得できるチャンスを残しており、4冠を達成すればクロップ・リヴァプールのこれ以上ない終わり方となるだろう。 すでにレジェンド監督の1人であるクロップだが、リヴァプールでの最後のシーズンとなる残り数ヶ月でどのような試合を見せてくれるのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部