真剣勝負に会場沸く わんぱく相撲大会 6月には飯田で長野県大会
42回目の飯伊わんぱく相撲大会(飯田青年会議所主催)が26日、長野県飯田市の松尾小学校体育館であり、30人の小学生が県大会出場を目指して真剣勝負を繰り広げた。 3年生以上が学年、男女別の総当たり戦を行い、迫力のある取組、本気のぶつかり合いで会場を沸かせた。6年生男子は相手の力を利用して、自分より体の大きな相手に勝つなど技も多彩だった。 6年生男子の優勝者が決まる取組で会場の盛り上がりは最高潮に達し、大きな声援が飛び交う中、松尾小の児童が大一番を制した。 今大会には伊賀良ラグビースクールの有志14人が出場。タックルやフェイントの経験を取組に生かして大会を盛り上げた。 飯伊わんぱく相撲連盟の三澤憲寿会長は、講評の中で各学年の取組を具体的にたたえると「真剣な取組に感動し、ますます相撲が好きになった。相撲をする人は礼儀正しく心豊かに育つ」と話した。 終了後には餅つきがあり、出場者と関係者がつきたてを味わいながら大会を振り返った。 県大会は6月30日に丸山小体育館で開く。