（右から）田代迅久斗、信田煌瑛、田中愛翔、加藤直希、古川大翔＝愛知県東郷町の東邦グラウンドで２０２３年３月１４日、森田采花撮影

　◇加藤直希外野手（２年） 　足の速さに自信があり、守備範囲が広い。一方でバッティングのスイングスピードが遅いことが課題で「全体練習後に残って自主練し、家でも素振りを頑張った」という。「今はチームの勝利のために全力でメンバーをサポートしたい」と力を込めた。 　◇田代迅久斗（はくと）内野手（２年） 　スイング中に球を正しく捉えている割合を表す「オンプレーン」の数値が高いことが自慢。数値が高いほど球がバットに当たる確率が高いという。「バッティング能力をさらに伸ばして、ここぞというときに打てるようになりたい」と意気込む。 　◇田中愛翔（あいと）内野手（２年） 　足を使ったプレーが得意で、常に盗塁を狙う。調子が上がってきた矢先の１月末、練習中に左手の中指をけがした。その後はウエートトレーニングに徹した。「けがを早く治して調子の良さをアピールし、今度こそ戦力になりたい」と闘志を燃やしている。 　◇信田煌瑛（のぶたこうえい）内野手（２年） 　観察力に優れ、対戦相手の攻略法だけでなく仲間へのアドバイスも積極的にする。チームもそのアドバイスを頼りに改善方法などを求めてくるという。「チームみんなで強くなりたい。自分はそういう役割なんだと自覚している」 　◇古川大翔（ひろと）外野手（２年） 　足を生かした積極的な走塁を得意とする。さらに速くなろうと、太ももの裏を鍛える筋トレに力を入れた。塁間スピードが０・２秒縮んだといい、成果を実感している。「甲子園に出るために東邦に来た。夢を実現させるためにトレーニングを続けたい」と夏を見据えた。【森田采花】＝おわり