能登 イズ ビューティフル!! ~ひとりっPが能登を推す理由~
ひとりっP、石川県出身です。 能登へのエール、希望、祈りを込めて、この記事を書いています。 【写真】ひとりっPの能登旅行記をもっと見る ※ご紹介している場所の情報は、ひとりっPが実際に旅した時点(2021~2022年)での情報になります。2024年1月1日の震災発災以降、状況が変わっている場所がほとんどです。 パンデミックで世界のドアが閉じていた間、今できる「旅」を全力でやろう、と、日本のあちこちに出かけまくりました。 能登へも数回行きました。 石川県出身ではありますが、能登ではなく加賀(石川県のエリア区分は北の能登地方&南の加賀地方です)が地元なので、能登へは、小学校(金沢市内)のときのバス遠足で1回、同じく小中学生時代に家族旅行で1~2回行ったことがあるだけ。能登のリアルはほとんど知りませんでした。 が、棚田&段々畑好きを近年自覚したひとりっP。パンデミック中に、「そうだ! 能登って千枚田があるよね!! 見てみたいんだよーー!!」と地元の友人に話したところ、じゃあドライブ行こうよ、と連れて行ってくれることに(←ほんと、その友人には感謝しかありません!)。 行ってみてびっくり! 能登って、こんなに美しくて豊かなところだったんだ!!! 子供のころにはわからなかった、木造の伝統家屋の丁寧に造られたたたずまい。 その背景の田んぼや里山含めた光景の美しさ(何百年もかけて作られたもの!)。 能登ヒバや椿が自生する緑深い里山。 海沿いの道のカーブを曲がるたびに現れる入江という入江には、小さな漁港と村。 「能登、なんかすごい!」と、もう車窓にくぎ付けです。 感動して、以来数回能登へ。ひとりバス旅(ひとりっPはバス好き)でも出かけました。時刻表をめちゃくちゃ調べて、1日に2便しかないような路線バスを乗り継いで、奥能登のあちこちへ。通り過ぎるひとつひとつの町をGoogleマップで地名確認しながらのバス旅は、ほんとうに楽しかった! 地震にからんだ報道ではよく、奥能登は高齢化と過疎の進む地域、と言われています。が、ひとりっPは、奥能登を寂れた場所だとはまったく思いません。むしろ逆。 こんなに山の奥の農村、こんなに半島の先の小さな漁村なのに、うら寂しい感じがない。すごく豊かで、すごくきちんとしてる。住民のみなさんが、暮らす土地に愛情を持って大事に手を入れているんだなあ、というのが伝わってきて、行くたびに感動しかありません。これは子供のときにはわからなかったことですね。 能登への旅は毎回、人の営みって尊いんだなあ、と感じられる、ほんとうに勉強になる旅でした。 能登が、そんな里山里海に恵まれた、真に美しい土地だということを、今こそ、みなさんにお伝えしなくてはと思い、以下に、『昨日も世界の果てまで ひとりっぷ5~行くぜ、ニッポン編~』に掲載している奥能登記事部分を引用加筆転載させていただきます。