まるっこ可愛いすぎる!「ストーンアート」であふれる山! 昭和おじさんも思わず “胸キュン” する「ローカル名低山」レポ
■どんぐりロード
山頂を少し下ると、登山ロードとどんぐりロードの分岐に至る。どんぐりロードは九十九折の坂を下るルートだ。下るにつれだんだんと谷になってきて、沢沿いの道に変わる。 注意したいのはふれあいロードとの分岐点。実はここから舗装路も始まっている。舗装路に引き込まれると、矢筈の森公園駐車場に戻れない。ふれあいロードの道標を見逃さないように気をつけよう。
■矢筈の森公園
矢筈の森公園は矢筈山を含む森林公園。登山者用無料駐車場がある。 駐車場から山頂までの往復は、休憩時間なしで2時間前後。ストーンアートに魅入られたり、地元登山者の方々と話に花が咲いたときのことを考え、余裕のある登山計画を立てておこう。 訪れる際は車が便利。しかし、JR新西脇駅から2.6km、徒歩約40分なので、車がなくてもアクセスは可能。 かわいいストーンアート、フレンドリーな地元登山者の方々、雨天でもおいしくお弁当が食べられる居心地のよい小屋など、矢筈山は魅力がいっぱいであった。 野口 宣存(のぐち のぶまさ) 中国貿易や民泊業の経営などをしていたが、コロナを機にライター業へ転身。里山歩きやオフロードバイクでの林道旅、山水で淹れる珈琲が大好き。 北摂を中心に丹波、但馬、播磨、丹後、京都、近江、若狭が主な活動範囲。釣り歴も相当長いのだが、釣りだけは一向に上達しない。
野口 宣存