大口駅周辺で「オオカミフェスタ」 子どもたちに街の思い出を
JR大口駅周辺で11月10日、「第5回オオカミフェスタ2024」が開催される。主催は大神商店会(横浜市神奈川区入江2)。(ヨコハマ経済新聞) 【写真】地域の子供と大人が一緒に音楽を楽しむ JR大口駅や新子安駅、京急子安駅周辺に12会場を設け、各会場で物販や飲食販売、体験イベントを行う。カフェや公園、小学校、医療機関など、さまざまな施設が会場となる。催しは会場ごとに異なり、パンやクレープ、スムージーの販売や10円均一のフリーマーケット、スーパーボールやヨーヨー、ミニミニ吹き矢、型抜きの体験コーナーも。 12会場を巡るスタンプラリーも開催。スタンプ3個以上でお菓子と交換でき、スタンプ6個以上で景品が当たる抽選に参加できる。12個全てを集めると、コンプリート賞として同商店会のキャラクター「みこちゃん」と「じんくん」(みこじん)のキラキラシールがもらえる。 メイン会場となる入江川公園(神之木町)ではオープニングセレモニーを開催し、西寺尾小学校6年生と地域住民による「未来へつなごうオオカミタウン」の合唱を行う。消防団のブースや電動カートの試乗コーナー、「みこじん」との写真撮影コーナーも設けるほか、セレモニー参加者には「みこじん」のうちわを進呈する。 住民同士のつながりによる地区の活性化のため2020年に発足した同商店会。多世代交流や若者支援の企画、コロナ禍でも子どもたちが街の思い出を作ることができるイベントを開いてきた。現在、約40の店舗や企業、施設が加盟している。 同会発起人でもある小野寺知恵会長は「今回は大きな公園を会場として押さえることができたので、オープニングセレモニーが実現した。子どもたちと一緒に作った『まちのうた』を、地域の子どもと大人が一緒に歌う。子どもたちにとって、よい発表の機会になるのでは」と話す。 同会はコロナ禍でイベントが軒並み中止となった期間も、十分な感染対策を行いながら子ども向けイベントの開催を続けた。小野寺さんは「小さくてもいいから、子どもたちの思い出に残ることをしたかった。100じゃなくても、1でも2でも0.1でもいい。0でさえなければ少しずつ積み重なるものがあるはず」と話し、「当日は神奈川警察署にパトロールの配備をお願いしており、道路での子どもたちの安全にも配慮している」と参加を呼びかける。 オープニングセレモニーは10時から。イベント会場の開場時間は10時~15時(景品交換会場は16時まで)。荒天の場合は11月24日に延期(一部の屋内コンサート・ライブは天候にかかわらず11月10日に開催)。
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