【MLB】山本快投もドジャース逆転負け カブス・今永が13勝目、鈴木3安打1打点 大谷は4打数0安打
【カブス6-3ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間9月11日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのカブス3連戦の2戦目を迎え、8回表に1イニング3失策と守備が乱れて一挙5点を献上。3対6で逆転負けを喫し、あすの最終戦を残して3連戦の負け越しが決まってしまった。カブス先発の今永昇太は3本塁打を浴びたが、7回7安打3失点の力投で13勝目(3敗、防御率3.03)をマーク。3番手のポーター・ホッジが5セーブ目を挙げ、ドジャース5番手のエバン・フィリップスは1回4失点(自責点0)で今季初黒星(3勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也がタイムリーヒットを放つ(MLB.comより) 今永と山本由伸の投げ合いが注目された一戦は、故障者リストから復帰した山本が初回先頭から四者連続三振を奪う最高の立ち上がり。2回表に3安打を浴びて先制点を与えたが、4回59球を投げて被安打4、奪三振8、与四球0、失点1と快投した(防御率2.88)。一方の今永は先制してもらった直後の2回裏にトミー・エドマンの1号ソロで同点に追いつかれ、4回裏にはエドマンに2打席連発の2号ソロを献上。5回裏にはマックス・マンシーに13号ソロを浴びたが、89球で7イニングを投げ抜き、ソロ3本による3点のみに抑えた。 試合が大きく動いたのは8回表だ。カブスは捕手オースティン・バーンズの悪送球などで無死1・2塁のチャンスを作ると、鈴木誠也がセンター前にタイムリーを放ち、中堅エドマンの悪送球もあって3対3の同点に。一死1・2塁となったあと、二塁キケ・ヘルナンデスが併殺を焦ってファンブルし、カブスが4対3と逆転した。さらにニコ・ホーナーのタイムリー二塁打などで2点を追加し、この回一挙5点を奪ったカブスが6対3で逆転勝利。好守を連発した中堅ピート・クロウ=アームストロングの貢献も大きかった。 カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、逆転につながるタイムリーを含む5打数3安打1打点の活躍。2試合連続安打とし、今季の打撃成績は打率.273、出塁率.349、OPS.824となった。一方、ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、本塁打性の大飛球があったものの、4打数ノーヒット。連続試合安打は2で止まり、今季の打撃成績は打率.290、出塁率.373、OPS.985となっている。