松山英樹、年始からいきなり最少スコア「27」樹立 54Hで「65」「65」「62」で首位、米ツアーが記録紹介
米ツアー今年初戦「ザ・セントリー」3日目
ゴルフ米男子ツアーの今年初戦、ザ・セントリーは4日(日本時間5日)に米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7596ヤード、パー73)で第3ラウンドが行われ、首位から出た松山英樹(LEXUS)は11バーディー、ボギーなしの62で回り、通算27アンダーで単独首位を守った。PGAツアーコミュニケーションズ公式Xは同コースで行われた大会で54ホール終了時の最少スコアを樹立したことを紹介。 【動画】「何が起こった?」 11メートルのバーディーパットを決めて笑みを浮かべた松山英樹の映像 松山の無双が続いた。前半だけで5つのバーディーを重ね、後半に入っても好調を維持。10、12番で伸ばした後、14番からは3連続バーディーを奪った。打ち下ろしとなる17番パー4ではティーショットを右に曲げてあわやOBかと思われたが、カート道で跳ねたボールはコース内ギリギリで止まる幸運。2打目でしっかりグリーンをとらえてパーセーブすると、654ヤードの超ロングホールとなる最終18番パー5でもこの日11個目のバーディーを奪ってホールアウトした。 PGAツアーコミュニケーションズの公式Xは「1999年に米ハワイ州カパルア(のプランテーションCに)移転して以来、ザ・セントリーの54ホールでの最少スコア」とつづって記録を紹介。「27アンダー:ヒデキ・マツヤマ/2025 26アンダー:コリン・モリカワ/2025、キャメロン・スミス/2022、ジョン・ラーム/2022」と松山が第3ラウンド終了時点での最少スコアをマークしたことを伝えた。 昨年のツアー優勝者だけが出場できる恒例の年始大会。毎年、好コンディションならスコアの伸ばし合いになることが多く、2位から出たコリン・モリカワ(米国)もこの日、1イーグル、9バーディーの62で回って、松山を1打差で追っている。
THE ANSWER編集部