◆野島裕史、他人の自転車作りに快感!?

今回、小野大輔くんがマニアックでクラシカルなcinelliのSupercorsaを選んでくれたということで、せっかくだからパーツ類もヴィンテージパーツで揃えたいと！ Supercorsaには1980～1990年代のパーツが一番似合うと思うんですが、全てヴィンテージパーツで揃えるとなると、とんでもなく予算がかかっちゃうんですよね。さすがの小野大輔くんもその額を伝えたらちょっと引いていました（笑）。 そこで僕は今、リーズナブルな価格で手に入れることができ、かつデザイン性は損なわないようにパーツを選ぶという嬉しい重役を担っているわけです。 （Supercorsaに）合うのはシルバーの金属製のパーツ、今はもうだいたいがカーボンで黒かったりするんですけど、あえてシルバーのものをフリマサイトやオークションサイトを覗いて、少しでもリーズナブルに買えるものを探しています。 あとは、僕が結構なヴィンテージパーツマニアなので、何気にいっぱい持っているんですよ。なので、自宅の倉庫でSupercorsaに合いそうなものを見つけては写真を撮り、小野大輔くんにLINEで送って、「これはどう？」って聞いています。 ただ、さすがに無料であげることはできないので、その辺も確認しながらですが。そして、アニメの収録や吹き替えの仕事で小野大輔くんと一緒の現場のときもあるので、そういうときはパーツを持参して、現場で見て選んでもらったりもしています。 そんなこんなで、まだちょっと足りないものの、だいたいのパーツが最近ようやく揃いました。ヴィンテージショップを回ったり、フリマサイトを見たり、オークションサイトで駆け引きをしたり、ぶっちゃけかなり手間暇がかかったんですけど……めちゃくちゃ楽しいんですよね、他人の自転車なのに（笑）。 もうこだわりにこだわっていますからね。しかも、それを小野大輔くんがすごく喜んでくれているんですよ。「いいパーツが手に入りましたね！」とか良いリアクションをしてくれるので、めっちゃ楽しい。他人の自転車ですが、自分の自転車を組み上げているような楽しみがありました。 小野大輔くん自身もクラシカルなパーツをフリマサイトで見つけたりと……なんと人生初のフリマサイトでの購入もしていました。こうしてハマっていってくれると嬉しいですね……っと、沼にハメようとしているわけなんですが、現在は（パーツが）8割ほど揃った感じです。 本当は（2023年の）11月くらいには（組み上がった新しいロードバイクに）乗りたいと言っていたんですけど、僕もなかなかスケジュールが合わず、パーツ集め、ヴィンテージショップ回りができなかったので（完成が）遅れてしまったんですが、なんとか春までには完成させたいと思っています。 そして、完成した暁には一緒にツーリングもしたいと思ってます。また、小野大輔くんもスケジュールが合えば、この番組にもゲストに来てくれるそうなので、乞うご期待です。 （TOKYO FM「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」2023年12月31日（日）放送より）