酒気帯び男性に自転車貸与、岐阜県内初摘発 20代男性の友人を書類送検、養老署
自転車の酒気帯び運転で岐阜県養老郡養老町の男性が摘発された事件で、養老署は19日、この自転車を貸したとして、道交法違反(車両提供)の疑いで、同町の20代男性を岐阜地検大垣支部に書類送検した。自転車の酒気帯び運転者に対する車両提供の罰則が設けられた今月1日の改正道交法施行後、県内では初の摘発。 書類送検容疑は、3日午後4時15分ごろ、町内で、運転者の友人が酒気を帯びた状態で自転車を運転すると知りながら、自転車を貸した疑い。 署によると、男性は友人宅から自宅へ帰る際、一緒に酒を飲んでいた友人に自転車を貸して運転してもらい、同乗した。2人乗りする男性たちをパトロール中の署員が発見した。 改正法では、自転車の酒気帯び運転者への車両提供は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。
岐阜新聞社