Roadsteadオリジナル映画第2弾 工藤梨穂『オーガスト・マイ・ヘヴン』2025年2月1日公開
黒沢清監督の『Chime』を手がけた映画制作レーベル「Roadstead」のオリジナル映画 第2弾『オーガスト・マイ・ヘヴン』が、2025年2月1日よりユーロスペース、Stranger、シモキターエキマエーシネマ「K2」ほかにて全国公開されることが決定した。 【写真】全世界注目の映画制作レーベル、最新場面写真 監督を務めたのは、第40回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2018」グランプリに輝き、商業デビュー作である『裸足で鳴らしてみせろ』が第51回ロッテルダム国際映画祭に正式招待された工藤梨穂。本作は『Chime』とともに、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待され、今夏には「Roadstead」が運営する配信サービスで先行販売を開始している。 映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』予告映像 とある街で代理出席屋をしながら暮らしを営む女・城野譲(村上由規乃)。代理出席屋とは、依頼人の親族や恋人、友人などを演じて冠婚葬祭や人が集まる場所に赴く代行業のことである。譲の行きつけの中華料理屋の店員・三枝南平(諏訪珠理)は、そんな彼女に思いを寄せていた。8月のある日、代行の仕事で葬儀場に訪れた譲は、いつか夢で見た見知らぬ男・長谷薫(藤江琢磨)にそこで出会ってしまう。日を同じくして、中華料理屋で抱き合う南平と薫。薫は5年もの間失踪していた南平の親友だったのだ。彼の無事を喜ぶ南平に「恩師の葬儀で“いづみ”に再会できた」と言う薫。しかし、そこに現れた女は彼らの旧友・いづみになりすました譲だった。
リアルサウンド編集部